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第1回「特色」と「カラー」は、そもそもどう違う?
このコラムでは大洋印刷オリジナルの【カラー・特色、表面加工 見本帳】の便利な使い方を少しずつ説明していきます。
第1回「 特色とカラーはそもそもどう違うか? 」
印刷の用語でよく聞く「特色」という単語
「カラー」と何が違うかを具体的に簡単に一言で説明します。
左が「カラー」右が「特色」で印刷したもの カラーの方はいずれも「K=ブラック」は含まれていないがくすんで見える
『ぜんぜん違う色じゃないの?』 と言われそうですね(笑)
そもそも「特色」と「カラー4色」の違いは何なのか?詳しく説明したサイトや本はたくさんありますので
詳細な説明はそちらで調べていただくとして一言で説明しますと…
● 特 色 = そのままずばりのインキで刷る方法
● カラー = 細かい網点を複雑に組合わせることにより擬似的に色を再現する方法
「特色」は印刷で再現したい色を『そのままの色のインキ』で印刷します。
「明るいオレンジ色を再現したい!」と思ったら「明るいオレンジ色のインキ」で印刷するのが『特色』です。
「鮮やかな色」で印刷したければ『そのまま鮮やかな色で印刷すればいいじゃない!』という理屈です
それに比べて『カラー印刷』では「CMYK(■■■■)の4色のインキを使って疑似的に再現します。
「■オレンジ■」ですと「■イエローの100%ベタ」と「■マゼンタの25〜50%くらい」の網点を中間混色して再現するのですが
鮮やかなオレンジ色の特色インキで印刷するのに比べると2色の混色再現のカラー印刷は色がくすんでしまいます。
特に色のくすみが目立つ色としては●ピンク ●灰色 ●みどり ●むらさき ●オレンジ は、再現できる色域が大きく異なります。
これらの色が特色とカラーでどのくらい違うかを比較できるように見本帳を作っていますので
特色とカラーの色の違いを実際に見て確認したいとご興味のある方は
弊社オリジナルの「カラー・特色 表面加工 見本帳」を ぜひご依頼ください。
「お問い合わせフォーム」からお取り寄せください。
数量限定ではありますが弊社ご利用のデザイナー様、企業様に無料にてお届けしています。
このコラムでは「カラー・特色 表面加工 見本帳」の便利な使い方を更新していきますので
ぜひ定期的にチェックしていただければと思います。
それではまたのご訪問をお待ちしております
次回もおたのしみに!