広島県東広島市 | パッケージ印刷・包装紙・箔押し加工

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WORKS

No.17

透ける紙のラベル

  • その他印刷物
  • 箔押し

広島県北広島町で、元禄10年(1697年)より酒造りを続けておられる小野酒造様
その代表銘柄「老亀(おいがめ)」のラベル制作を担当させていただきました

 

デザインはストームグラフィックス嵐川様によるもので
繊細で力強い世界観を印刷と加工によって どこまで再現できるかが
今回の大きなテーマとなりました

 

本ラベルでは特殊紙「OKフロート」を採用
熱と圧力をかけることで紙が引き締まり、透け感が生まれるという特性を活かし
箔を使わない「空打ち」によって、紙そのものの表情をデザインに取り込んでいます

 

さらに仕上げは
空打ちによる凹凸と透け感の表現に加え、黒箔による文字表現を重ねる「2回押し」の設計
これにより紙でありながら独特の存在感を持つラベルに仕上がっています

 

一方で、デザインには非常に細かな表現が多く
特に鱗や文字の再現性については事前検証が不可欠でした

 

本紙・本番条件での試し押しを複数回実施し
最適な圧力や温度、表現の出方を確認しながら調整を重ねています

 

また黒箔加工では、想定以上に文字が太る現象が発生
これに対しては、あらかじめ版を細らせたデータを複数パターン用意し
試作を通じて最適な仕上がりを導き出しました

 

ラベルサイズごとの特性も踏まえ720mlと1.8Lで
それぞれ最適な設計を行うことで最終的には細部まで美しく再現された
仕上りとなっています

 

今回の事例は、紙・印刷・加工の特性を踏まえながら
デザインの意図をどのように形に落とし込むかを追求したプロジェクトです

 

弊社では、このように試作と検証を重ねながら
素材・加工・デザインのバランスを見極め、最適な表現をご提案しています

 

● 小野酒造株式会社 様 https://onoshuzou.jp/

● ストームグラフィックス 様 https://storm-graphics.jp/

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