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特色印刷で失敗しない!紙パッケージ専門印刷会社に頼むメリット

執筆:福富康一(福ちゃん)/2025-09-12

印刷ラボをご覧のみなさま、こんにちは!
今回は「特色印刷のデータ入稿」で気をつけたいポイントについてご紹介します。

ブランドカラーや細かなデザインにこだわっているのに、仕上がりがイメージと違ってしまうことはよくあります。そんな残念な結果を防ぐために、特色印刷をするときに最初に押さえておくべきことを整理してみました。

ネット印刷と専門印刷のちがい

最近はネット印刷サービスを使う人が増えています。

便利で低価格なのが魅力ですが、「完全データ入稿」が前提なので、不備があってもそのまま印刷されてしまうことがあります。

塗り足し不足や特色指定の誤りがそのまま反映されると、仕上がりに大きな差が出ることもあります。

専門の印刷会社に相談するメリットのひとつは、データをチェックして修正の提案を受けられること。

特色印刷のような特殊なデータ入稿では、安心感が大きく違います。

特に紙箱など立体に仕上げる製品では、事前確認があるかどうかで結果が変わってきますので、ちょっと不安な印刷物こそ専門印刷会社へ相談してみてくださいね。

特色印刷ならではの落とし穴=画面と見た目が異なる

さて、特色印刷ならではのデータ入稿時の落とし穴をご紹介します。

特色インキは独自の色を持ち、CMYKの掛け合わせでは出せない魅力があります。その一方で、モニター上の色と印刷物の色が一致しづらいという特徴もあります。

画面では鮮やかに見えても印刷すると落ち着いた色合いになったり、逆に強い発色になったりすることがあります。

こうした差を埋めるには、本機校正や印刷立ち合いが有効です。

ただ、すべての案件で本機校正を行うのは難しいですが、どの部分を優先したいのかを最初に明確にしておくことで、印刷会社と印刷時のポイントを共有できて、納得のいく仕上がりに近づけることができます。

打ち合わせで伝えるべき「こだわり」

発注前の打ち合わせでは、自分が特に大切にしたいポイントをしっかり伝えることが大切です。

ロゴの色を正確に再現してほしい、小さな文字をきちんと読めるようにしたい、抜き加工後にデザインがズレないようにしたいなど、こだわりを共有しておくことで印刷会社も注意点を理解しやすくなります。また、逆に「ここは多少違っても構わない」と伝えておけば、コストや納期の調整がしやすくなるという利点もあります。

大洋印刷ができること

大洋印刷では、データのチェックから特色や特殊加工の確認まで、事前にトラブルを防ぐ体制を整えています。

必要に応じてサンプルや過去の事例をお見せすることもできますし、初めての方でも安心して相談できるようサポートしています。

印刷は、データを作る人と印刷会社、そして完成品を手にするブランドオーナー様が同じイメージを共有できて初めて成功します。その橋渡しをするのが私たちの役割です。

まとめ

特色印刷は難しさもありますが、その分、表現の幅を広げてくれる大きな魅力があります。

最初の打ち合わせで「譲れない部分」と「柔軟に考えられる部分」をはっきりさせ、印刷会社と共有することが、失敗を防ぐ一番の近道です。

大洋印刷では、データ作成から納品まで、お客様の想いをカタチにするためのサポートを続けています。特色印刷に挑戦したい方、過去に失敗して不安を感じている方も、安心してご相談くださいね!

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