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コラム

冷蔵・冷凍配送でも映える!夏季限定スリーブ&帯巻パッケージの工夫

クラフトビールや和菓子、スイーツなどの要冷商品にとって、夏場の配送はハードルが高くなります。
「冷蔵・冷凍で届くから、見た目は二の次」――そんな風に思っていませんか?

実は今、冷えた状態でも“映える”パッケージが、お中元やギフト需要で注目されています。
特に、スリーブや帯巻きといった後付け型のパッケージは、低コストで見た目を一変させる心強い味方です。

なぜ今、冷蔵・冷凍配送のパッケージに注目が集まっているのか?

● SNS・EC経由の注文増加

お中元や夏ギフトの多くは、いまやネットでの注文 → クール便での直送が主流。
つまり、開けた瞬間の印象がすべてなんです。

✔たとえ店舗での陳列がなくても、箱を開けたときに「わあ!」と思わせる演出が大切。

スリーブ&帯巻パッケージのメリットとは?

1. シンプルな箱でも一気に“高級感”を演出

段ボールや白箱に直接貼るだけでは味気ない…
そんな時に便利なのが、紙製のスリーブ(差し込み式の帯)や帯巻きです。

  • 季節の柄やカラーで限定感
  • ロゴやメッセージでブランドの印象を強化
  • クール便でも印刷がよれにくい耐湿素材の対応も可能

見た目が変わるだけで、「贈り物感」がぐっと増します。

2. 後付けできるから、柔軟・低コスト

スリーブや帯巻きは、ベースのパッケージをそのままにして、後から追加できるのが大きな強み。

  • 通年使える汎用箱に、夏だけ特別な帯を巻くなど、使い分けが簡単
  • 少ロットでも作成でき、印刷コストも抑えられる
  • 商品の種類別や用途別に、カラーやデザインを変えて展開も可能

業者にとっても、在庫管理が楽で、導入しやすいパッケージ手法なのです。

技術進化で「冷やしても美しく」保てる時代に

以前は、冷蔵庫内での結露や湿気によって、スリーブや帯巻きがよれたり、印刷がにじんだりするリスクがありました。
しかし、近年の印刷・包装技術の進化により、以下のような課題は大きく改善されています。

● 耐水・耐湿紙の登場

  • 撥水加工されたクラフト紙や再生紙が登場し、結露によるヨレや変形を大幅に軽減。
  • クラフトビールやスイーツの冷蔵流通でも印刷の鮮やかさをキープ

● 冷凍対応インキ

  • マイナス温度でも割れにくく、インキの剥がれを防止
  • 植物由来インキやバイオマスインキでも冷凍環境に対応可能な製品が増加。

● 環境配慮型素材の進化

  • 再生PETや紙ファイバー素材など、脱プラ+強度の両立を目指した素材が主流に。
  • 耐湿性とエコ性のバランスが取れた素材は、SDGs対応パッケージとしても注目されています。

✔ 技術進化により「冷蔵・冷凍でも印象を保ちつつ、環境にも配慮できる」時代へ。
今こそ、従来のシンプルな包装から一歩先の演出を検討するチャンスです。

夏ならではのデザインアイデア

冷蔵・冷凍配送でも映えるデザインとは?
ヒントは「季節感」と「清涼感」にあります。

  • 水色・白・銀など涼しさを感じる色合い
  • 氷、波、水玉、金魚などの夏モチーフ
  • スリーブ表面に和紙風印刷やエンボス加工を加えて手触りに変化を

✔和菓子やクラフトビールなど、「和」と「涼」を融合させたデザインが特に人気です。

冷蔵・冷凍配送だからこそ「開封体験」がカギになる!

冷えた商品は直接店頭に並ばない分、“第一印象”はパッケージ次第
ギフトとして贈るならなおさら、「箱を開けた瞬間の感動」が求められます。

  • 冷蔵庫から出した時に濡れてもにじまない耐水性印刷
  • 箱の中にそっと添えるブランドカードやリーフレット
  • 商品の上に掛ける涼しげな掛け紙風帯巻き

これらのちょっとした工夫が、他社との“差”になります。

まとめ:冷蔵・冷凍配送も、パッケージで魅せる時代へ

「冷蔵品だから見た目は妥協する」時代はもう終わり。
スリーブや帯巻きの工夫だけで、商品価値は何倍にも引き上がります。

  • 季節感を演出する限定デザイン
  • 高級感や贈答感を高める印刷加工
  • 最新素材・技術を活かした耐水・耐冷対応
  • SNSでもシェアされやすいビジュアル設計

夏季限定だからこそ、「一瞬で惹きつける」パッケージを。
冷蔵・冷凍配送でも、記憶に残るブランド体験をつくりましょう。

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