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コラム

【売上がUPするパッケージデザイン】マーケティングリサーチを活用した販売戦略とは

広島西条で創業60年以上続く大洋印刷株式会社では、お客様の想いをカタチにすることをモットーに、地元広島西条の酒造メーカー様を中心にパッケージ印刷や紙器印刷を手がけてまいりました。

今回の記事では、商品の顔でもある商品パッケージデザインが、市場で成功するためのマーケティング戦略についてお伝えします。

目次

この記事は以下のような方を対象としています

  • 新製品開発をお考えの企業や公的機関のご担当者様
  • 地域活性化、地域おこしに関心がある方
  • パッケージデザインに関わるデザイナーの方
  • ・商品パッケージの企画に関わる企業のマーケティング担当者の方

どんなパッケージデザインが消費者に受け入れられる?

パッケージデザインは、商品の顔であり、消費者の購買行動に大きな影響を与えます。魅力的なパッケージデザインは、消費者の商品への興味を引き出し、購入を促す強力なツールと言えるでしょう。

商品が市場で成功するかどうかは、そのパッケージデザインが消費者にどれだけ受け入れられるかに大きく依存しています。

しかし、一体どんなパッケージデザインが消費者の購買意欲につながるのか、見当がつかない場合も多いのではないでしょうか?

消費者の反応を測るためのマーケティングリサーチとは?

そこで活用したいのが、マーケティングリサーチです。マーケティングリサーチとは、商品やサービスに関する情報を収集・分析し、マーケティング戦略に活かすための活動のことを指します。

パッケージデザインにおいては、パッケージテストと呼ばれる手法を用いて、消費者の反応を測ることができます。このプロセスでは、ターゲット層にデザインを提示し、消費者の印象や購買意欲を測定します。これにより、デザインの強みや改善点を把握し、市場投入のリスクを大幅に減らすことができます。

ここでは、一般的なパッケージテスト例をご紹介します。

◎会場調査

特設会場にターゲット層となる消費者(または商品モニター)を招き、実際にデザインを見て評価してもらう方法です。

◎模擬店舗

実際の店舗に近い環境を再現した模擬店舗を設置し、実際の商品陳列の中で消費者にデザインを評価してもらう方法です。

ただし、正確な調査設計が求められるとともに、情報漏洩対策もあわせて慎重に進める必要があります。

パッケージデザイン評価の5つの評価軸

効果的なパッケージデザインを作り上げるためには、事前に明確な評価基準を設定することが重要です。以下の5つの評価軸を基に、デザインが消費者に受け入れられるかどうかを評価します。

◎目立つかどうか

競合商品の中で「目立つ」「印象に残る」などの視認性が高いかどうかを評価します。

◎らしさが伝わるか

商品のカテゴリーらしさ、企業らしさ、ブランドらしさ、が一目で伝わるかどうかを確認します。

◎コンセプトが伝わるか

商品の特徴や商品の差別化ポインが明確に表現されているかを評価します。

◎アイデンティティーがあるか

カラー、ロゴ、イラストなどの中で消費者の記憶に残り、商品のブランドイメージや世界観を想起させるようなものになっているか、を評価します。

◎経験価値が宿っているか

購入前の情報収集から購入、商品の使用から廃棄に至るまで、消費者の経験が記憶に残るデザインであるかを評価します。特に、そのパッケージデザインが、SNSやクチコミなどでシェアしたくなるような経験価値を持っているかどうか、もポイントです。

これらの評価基準を用いることで、パッケージデザインの評価を行い、改善点を見つけ、消費者に受け入れられやすい最終的なデザインを決定します。

参照:『売れるパッケージデザイン 150の鉄則 単行本(ソフトカバー) – 2020/10/24 小川亮 (著)』

パッケージデザイン評価の進め方

パッケージデザインの評価を効果的に行うためには、適切なアンケート調査を計画し実施することが重要です。ここでは、定性調査と定量調査の進め方について一例をご説明します。

◎定性調査でデザインの方向性を探る

定性調査とは、言葉や行動、感情など、数値に表せないものを調査することです。例えば、対象者に対して開放的な質問を行い、デザインに対する感情や意見を深く掘り下げて聞き出します。この調査により、消費者がデザインにどのような印象を持ち、なぜそのように感じるのかを詳しく理解することができます。特に、デザインの初期段階での方向性確認や修正に役立つ手法です。

具体的な質問例としては、

・「パッケージの色や形状について、どのような印象を持ちますか?」
・「このデザインはどのような商品だと感じますか?」

といった質問を通じて、消費者の内面にある潜在的な意見や感情を引き出します。これにより、デザインの方向性がターゲット層に適合しているかどうかを確認し、必要に応じて修正を加えることが可能になります。

◎定量調査でデザインの選定と最適化を

定量調査とは、数値データで表される調査手法のことです。例えば、より広範な消費者層を対象として、アンケートを通じてデザインの評価を数値化します。この調査では、複数のデザイン案を提示し、それぞれのパッケージデザインに対する好感度や購入意欲を数値化して表すことができます。

具体的な質問例としては、

・「このパッケージを選ぶ可能性はどれくらいありますか?」
・「他の製品と比較して、このデザインはどの程度目立ちますか?」

などがあります。

定量調査の結果は数値として表されるため、デザインの評価を客観的に比較することができます。例えば、先に挙げたパッケージデザイン評価の5つの評価軸において、それぞれの項目でのスコアを集計することにより、どのデザインが最も効果的かを判断できます。

◎調査結果の分析と最終的なデザイン決定

これらのアンケート調査を通じて収集された情報をもとに、データ分析と顧客分析を行うことで、消費者のニーズに最も適したパッケージデザインを選定することができます。また、必要に応じてパッケージデザインの微調整を行い、製品の市場投入に向けた最適化を図ることができます。

このように、マーケティング調査を行うことで、より消費者に受け入れられやすい商品パッケージ製作につなげることができます。

創業60年以上 大洋印刷株式会社の強み

◎販売戦略からパッケージ印刷加工までワンストップ

今回の記事のように、販売戦略を取り入れることで、商品の魅力をより効果的に消費者に伝えるパッケージデザインをご提案いたします。また、デザインの不明点がありましたら、社内のデザイナーに直接ご相談いただけることも当社の強みです。大洋印刷株式会社では、パッケージデザインの設計から印刷、加工、納品までをワンストップで行うことで、お客様にご満足いただける高品質な商品パッケージをご提供いたしております。

◎地域密着型サービス

大洋印刷株式会社では、大手酒造メーカーをはじめとした地元広島及び近県の酒造メーカー各社との長年の信頼関係に基づき、お客様のニーズを深く理解し、最適な商品パッケージ印刷をご提案しております。

東広島地域中小企業支援センターHPより

◎充実した印刷設備

従来の印刷機材に加え、最新の印刷機材を導入し、高品質な印刷を実現しています。

<主要設備>

・印刷機 : 小森K全判四色印刷機(薄厚兼用機)、三菱K半切四色印刷機(薄厚兼用機)
・オンデマンド印刷機 : RICOHProC7500 2台、RICOHProC5200 1台
・トムソン : K全判 三和製作所、A3判型 ハイデル機械
・箔押機 : (株)樋口鉄工所 NO60-40 (5H)、A3判型 ハイデル機械
・ブランカー : オーシャンテクノロジー(株) オートブランカーOT-ABS-D
・CAD  : (株)レザック HSW-1000 MK5

これらの設備により緻密な表現や鮮やかな色彩で、商品の魅力を引き出す商品パッケージ印刷を実現しております。

◎多様な印刷加工技術

紙器やパッケージ印刷は、箔押し、エンボス加工、PP貼りなどの多様な加工技術を駆使し、お客様のニーズに合わせた付加価値の高い商品パッケージ製作を行っています。小ロットから大量生産まで、納期厳守はもちろん、低コスト化に努めております。CADシステムの導入により、1枚から30枚位までの試作品の提供と製品化により、パッケージの製作コストの削減が出来ます。

◎地域産業への貢献

広島及び近県の酒造メーカー各社、老舗及び有名菓子メーカー様をはじめとして、地元広島西条の産業の発展に貢献し、地域社会との共生を目指しています。

広島の老舗印刷会社 大洋印刷株式会社がご提供するサービス

広島西条で創業60年以上の老舗印刷会社である大洋印刷株式会社では、広島西条の地で創業以来、確かな印刷技術と地域に根ざしたきめ細やかなサービスで、お客様の商品パッケージデザイン、パッケージ印刷をサポートしてまいりました。

最新の印刷技術と販売戦略を通じた商品パッケージの導入で、商品の売上アップを狙いませんか?

◎無料カウンセリング受付中

商品の戦略的な市場投入を検討されている企業様は、
ぜひ以下のお問い合わせから大洋印刷株式会社の無料カウンセリングにお申し込みくださいね!

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