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箔押し

村田金箔「スタンダードメタリックカラー」のご紹介┃基本色でも豊富なラインナップ

執筆:福富康一(福ちゃん)/2025-09-02

箔押しは「金」と「銀」だけじゃない!?

箔押し加工というと、まず思い浮かぶのは「金」と「銀」ではないでしょうか。
確かに、これらの色はもっとも多く使われており、長年にわたって定番として愛されてきました。パッケージや名刺、ポスターなど、さまざまな印刷物において、箔押しの存在感を決定づけているのがこの二色であることは間違いありません。

ただし「金」と「銀」にも、実は細かなバリエーションがあります。例えば「3号金」と呼ばれる標準的な金色は、鮮やかで安定感のある輝きが特徴です。一方で「消金(けしきん)」と呼ばれるタイプは、光沢を抑えた落ち着いた表情を見せます。さらに、赤みを帯びた「赤口金」や、やや青みがかった「青口金」といった種類も存在し、同じ“金”でも受ける印象は大きく異なります。

「銀」にもバリエーションがあります。代表的なのは「消シルバー24」や「消シルバー2B」といった種類で、同じ銀色でも微妙にトーンが異なります。銀は金に比べてやや控えめな存在感を持ちますが、その分、上品でスタイリッシュな印象を演出することができ、用途によっては金以上に効果的に働く場合も少なくありません。

こうした定番色に加え、最近ではカラーメタリック箔の人気が高まっています。ピンク、ブルー、グリーン、レッドなどの鮮やかな色味を持つメタリック箔は、ブランドや商品の世界観を直接的に表現する手段として注目されています。特にコスメやアパレル、雑貨などの分野では「ゴールドやシルバーだけでは物足りない」と感じるデザイナーから支持されるケースが増えています。

実際、箔押しという加工は「視覚」と「触覚」に強い印象を残す技術です。表面に光沢や立体感が生まれることで、手に取った瞬間に特別感を感じてもらえるのが大きな魅力です。そのため、単なる装飾にとどまらず、商品やブランドの価値を高める要素として積極的に取り入れられています。

大洋印刷なら常備在庫40色から箔色を自由に選べる

広島県東広島市にある大洋印刷では、村田金箔の「スタンダードメタリックシリーズ」をはじめ、40種類以上の箔色を取り扱っています。定番の金・銀から、色付きメタリックまで幅広く在庫しているため、お客様のご要望に応じて最適なご提案が可能です。例えば「高級感を演出したいから赤金を使いたい」「落ち着いた雰囲気にしたいので消銀を選びたい」「商品のテーマカラーに合わせてブルーのメタリックを取り入れたい」といったオーダーにも柔軟に対応できます。

箔色の見本帳を1冊無料でプレゼント中

箔押しを検討する際には、「どの色を選ぶか」が非常に重要です。単純にゴールドかシルバーかという選択肢にとどまらず、その中のどの種類を選ぶかによって、仕上がりの印象は大きく変わります。実際に印刷物に反映させる前に、見本帳を見ながら比較検討することをおすすめします。大洋印刷では、こうした見本帳を無料でご提供しており、手に取って確認いただけるようになっています(在庫状況により対応できない場合があります)。

デザイナーや企画担当の方にとって、色選びは作品の完成度を大きく左右する要素です。特に箔押しの場合は、光の当たり方や紙質との相性によっても見え方が変わるため、実物で確認していただくのが一番です。例えば、黒色の上に押した場合と白い紙の上に押した場合では、反射の仕方が異なり、同じ金箔でも雰囲気は大きく違って見えます。

見本帳を見ていただき、こうした知識を持って色を選ぶことで、より狙い通りの仕上がりに近づけることができます。

箔押しを効果的に使って、印刷物に魅力をプラス

箔押し加工はCMYK印刷では表現できない金属的な質感を与えられる点も大きな特徴です。印刷インキでは再現できない輝きや立体感をプラスすることで、商品パッケージや販促ツールに強いインパクトを与えることができます。これはデジタル印刷やオフセット印刷だけでは実現できない価値であり、箔押しならではの役割といえるでしょう。

まとめると、箔押しの「金」「銀」には複数の種類があり、それぞれに特徴と魅力があります。さらに、カラーメタリックを組み合わせることで、表現の幅は格段に広がります。大洋印刷では幅広いラインナップの中から、お客様の目的やデザインに合った最適な箔をご提案いたします。ぜひ一度、ご相談いただき、実際の見本帳でその違いを体感してみてください。

1冊無料の「箔色見本帳」はこちらからどうぞ

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