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コラム
消費者がデザイナーに?カルピスデコボックスに見るパーソナライズドパッケージの魅力

パッケージデザインの世界に新たな風を吹き込む「カルピスデコボックス」。このサービスは、消費者自身がデザインを手掛けることで、世界に一つだけの特別な「カルピス」を作ることができます。従来の一方通行のパッケージデザインとは異なり、消費者が積極的に参加できる点が大きな魅力です。
本記事では、カルピスデコボックスの特徴や、パーソナライズドパッケージが持つ可能性について詳しく解説します。
カルピスデコボックスとは?

「カルピスデコボックス」は、アサヒ飲料が提供するサービスで、消費者がオリジナルデザインの「カルピス」を作成できるインターネットサービスです。
(1) どんなデザインができるの?
・好きな写真をアップロードして、自分だけのラベルを作成。
・メッセージやスタンプを追加し、贈り物としての特別感を演出。
・家族や友人との思い出をカスタマイズしたデザインに反映可能。
(2) どんな場面で使われる?
・ギフト用途:誕生日、記念日、母の日や父の日などの特別なプレゼントとして。
・イベント記念:結婚式や企業イベントのノベルティグッズとしても活用。
・ブランドプロモーション:企業がオリジナルデザインの「カルピス」を作り、販促に活用するケースも。
カルピスデコボックスに見る「パーソナライズドパッケージ」の魅力

(1) 消費者参加型のデザイン体験
従来のパッケージデザインは、企業がデザインを決め、消費者はそれを受け取るだけでした。しかし、「カルピスデコボックス」では、消費者自身がデザインプロセスに関与できるため、より愛着を感じる商品が生まれます。
(2) SNS映えするオリジナルデザイン
オリジナルデザインのパッケージは、SNSでシェアされやすく、話題性を高めます。特に「自分だけのカルピス」として投稿されることで、ブランドの認知度向上にもつながります。
(3) 思い出を形にできる
今回の事例では、パッケージデザインを単なる装飾ではなく、思い出を記録する手段として機能させています。特別な瞬間をデザインに込めることで、消費者にとって忘れられない一本になります。
企業にとっての「パーソナライズドパッケージ」のメリット

(1) ブランドロイヤルティの向上
今回の事例のように消費者がデザインを手掛けることでブランドへの愛着が深まる可能性があります。自ら関与した商品は、より大切にされ、リピート購入のきっかけにもなります。
(2) 差別化による競争優位性
市場には多くの類似商品が溢れていますが、パーソナライズドパッケージは「世界に一つだけ」の価値を提供できます。これにより、競合商品との差別化を図れる可能性があります。
(3) ユーザーとの新たな関係構築
カルピスデコボックスのような消費者参加型のサービスは、ブランドと消費者の新たなコミュニケーションの場を生み出します。消費者とブランドが共に作りあげる新しい体験を提供することができます。
今後のパーソナライズドパッケージの展望

パーソナライズドパッケージのトレンドは、食品業界だけでなく様々な業界で拡大しています。特にデジタル技術の進化により、より手軽にオリジナルデザインを作れるようになり、今後も成長が期待されます。以下はその一例です。
・スマートパッケージとの融合:AR(拡張現実)を活用し、デザインにデジタル要素を加える。
・サステナブルな素材の活用:環境に優しいパッケージとパーソナライズの融合。
まとめ
カルピスデコボックスは、消費者がデザイナーとして関与できる新しいパッケージデザインの形を提供しています。消費者にとっては、特別なギフトや思い出作りのツールとしての価値があり、企業にとっては、ブランドロイヤルティの向上や差別化戦略の一環として活用できます。
パーソナライズドパッケージは今後さらに進化し、消費者とブランドの関係をより深めるものになるでしょう。あなたも、自分だけのオリジナルパッケージを作ってみませんか?